昨日の静岡ブルーレヴズ戦の結果です。
東芝 ４３ ー ３０ 静岡
２２ 前半 ２０
２１ 後半 １０
３年ぶりに現地でラグビー観戦しましたが、やっぱりあの雰囲気が最高ですね。
とにかく楽しい。
もちろん、試合中は緊張とワクワクとドキドキがあり、楽しいことばかりではないですが
やっぱり現地観戦はシビれます。
家族の希望「日陰が良い」とのことで、ゴール裏からの写真になってしまいますが
快晴ポカポカでラグビー日和でした。
試合をまだ見られていない方は、ハイライトはこちらをどうぞ。
このハイライトを見るだけでも、二人のスーパースター、モウンガ、フリゼル選手の加入がどれぐらい
東芝の戦力に多大な影響を与えていることが分かるかと思います。
もし二人を知らない方がいらっしゃれば、こちらの動画をどうぞ。
今回一番楽しみにした、この2人のプレーですが
やっぱり凄かったです。（語彙力…）
モウンガ選手は、サイズは176cmということで
遠くから見ていても、あまり他の日本人選手との体格差を感じないので
練習中も「どれがモウンガ？」という感じでした。
しかし、試合が始まると、あの柔らかいパス、キレキレのステップ、スピードの緩急で
圧巻の存在感。
特に印象的だったのは、優しい、キャッチしやすいパス。
密集しているときや、トップスピードの中でも、パスが物凄く丁寧で
「キャッチしやすそうなパスだなぁ〜」と驚きました。
こういう繋ぎになれば、チームのミスも間違いなく減ると思いますし
素晴らしいお手本になる気がしました。
SOを見ていて、こういう印象を持つことがないので
個人的に驚いた点です。
あとは相手を崩しに行くと判断したときの、キレとスピードが
やはり別格でした。
「あ、仕掛けた」と思ったときは、高い確率でチャンスメイク。
たぶん空いているスペースが見えているのだと思いますが
仕掛けたときのステップとスピードで一気に切り裂いていく感じが
凄すぎました。
あとはやはり判断力の速さ、判断の的確性、視野の広さという頭脳的な面での凄さ。
ちょっといくらでも書けてしまうので、今日は特に印象的だった点について。
今季の東芝の試合を見る楽しみが何倍にも増えるのは間違いなさそうです。
そして、フリゼル選手。
あの縦に切り裂いていくランニングがフリゼル選手の印象でしたが
この試合でも見せてくれました。
195cm / 114kgの選手で、あのスピードと柔らかさ、ハンドオフの上手さ。
そして、視野の広さと判断力の速さと的確性。
やっぱりオールブラックスの6番は全てにおいて
スペシャルでしたね。
この試合でも、彼の突破でチャンスメイクで
トライが何個も生まれていました。
突破した後の判断力とパスが本当に秀逸です。
普通の選手とはここが明らかに違います。
突破力があって突破できる力がある選手でも、それがチャンスにつながらない
選手は多いですが、それは突破した後の判断力やプレーの質が焦りや緊張でグッと落ちるのだと
思いますが、フリゼル選手は突破した後のプレーが凄い。
特に印象的なのは、上のハイライト動画の1分59秒のパス。
ランでラインブレイクしたときに、後ろは全く見ていないはずなのに
パスの直前で右後ろをチラッと見たあとに
左後ろにパス。
どうやったら、こんなプレーができるんでしょうか。
後ろから声が聞こえているんですかね。
ほぼ左後ろは見ていないはずなのですが、一瞬の判断で右ではなく
左後ろにパスを放つ。
この見事なランとつなぎにより、楽々とトライをゲット。
フリゼル選手はオールブラックス戦でも後ろをほぼ見ずに、よくパスを放つので
いつも不思議に思っていたのですが、このプレーは何度見返しても驚きます。
本当に凄い選手が加入してくれました。
これからの試合が本当に楽しみです。
試合は、非常に苦しみましたがなんとか勝利することが出来ました。
厳しい試合でしたね。
東芝のディフェンスでのタックルミスが多く
１対１で押し込まれる場面が多かった印象です。
序盤からディフェンスが良くないなという印象。
特に前半はディフェンスが良くなかった感じを受けました。
やはりディフェンスが良くない時は、厳しい試合になりますが
何とか勝利できてよかったです。
まだモウンガ選手が加入したばかりということもあると思いますが
アタックの連携も全然良くなかったと感じました。
開幕戦なので、まだまだこれからかなという印象を受けました。
トライに繋がったところは、連携というより、個人技での力技的な感じで
もっと連携が良くなってくれば、もっとチャンスが生まれると思います。
あまり良くない中でも、強豪の静岡に勝利できて本当に良かったです。
見事な勝利でした。